杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

野良犬JONES
野良犬ジョーンズ
1・憧れ
俺の名はジョーンズ
生まれた時から野良だった訳じゃあない
でもインディーみたいに冒険心は強くはないし
格好も良くはないかもしれない。
ジョーンズはモリンと
暮らしていたころの名前で
今でも気に入っているんだ。
モリンってのは山暮らしの偏屈な木工屋で
これまで上手くやってはいたんだよ。

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憧れてはいたけれど欲しかった訳じゃない自由
ある日、使い草臥れた赤革の首輪がぷっつり切れて
突然憧れていた自由が手に入ったものだから
当てもなく、ここまで歩いて来ただけさ。
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見知らぬ街角の夕暮れ時
小さな酒場から心に染み入るような
スモーキーなジャズの歌声が聴こえてくる。
いま考えていることは
自由っていったい何だ?ってことかな・・・
★★★★★★★★★NORAJONES★★★★★★★★★★
野良犬JONES◀野良犬ジョーンズ2・塒(ねぐら)

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来年は戌年だからと、犬を作る気になったわけではなく
「ラヂ
からスモーキーなジャズの歌声が聴こえて
ふっとボロボロに痩せた野良犬が作りたくなった。」
そんな犯罪的臭いのする動機から鑿を取ったまでである。
こんな痩せてぼろぼろの干支が100匹ばかり並んだら
さぞかし壮観だろうと思わないでもないが
真夜中の作業場で、こいつらに取り囲まれて
作業を続ける勇気がない・・・

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