杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

遠雷
「五月には。」の約束事を抱えたまま
日めくりをびりりと引き剥がせば
今日から6月の暦が始まる。
ただ6月の数字を聞くだけで
湿気を帯びた大気が
重く圧し掛かってくるようである。
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水面は、ドウウウと風騒ぐ
暗い杜の影を落とし
遠くの雷一陣の風に雨の予感
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唐突なまでの大粒の雨は
工房の軒先に避難する間もなく降り止んで
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また、何事もなかったように
鎮と静まる
水面には
暗い杜の陰影が戻る。

だから、この数週間
降らず仕舞いでいる・・・
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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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