杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

三種の木守9・揺れない
「たまゆら」に関しては
自分の中で合格点を出していたけれど
合格ラインぎりぎりというのが本音である。
「心地よく揺れない。」のが気になるのである。
確かに安定は良くなったけれど揺動範囲が狭く
揺動時間も僅か5秒くらいで止まってしまうのである。

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先ず傾斜した時に無患子が傾斜のい合わせて遊動し
偏重心することで揺動が抑制されるらしいので
底部に玉溜まりを作り、無患子の遊動を抑え
尚且つ微量ながら下部の重量を上げる。
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従来の底面外周は安定感を優先して
揺動面の限界点が狭かったので
揺動角を広げるために底面を可能な限り
丸みを持たせて見た。
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それぞれ改良前と改良後のたまゆら各10個ずつで
揺動時間データを取ってみた。
左の改良前のたまゆらは、4秒~6秒で
右の改良後は、20秒~28秒と好成績を挙げた。
しかし欠点が無いわけではない
改良後のたまゆらは底部の接地面が小さいため
中刳り空洞の偏りや、材料の粗密のバラ付きどにより
僅かな傾きを補償できず垂直に立たないものがある。
まあ、旧作のぎりぎり及第点を70点とするなら
自己採点ながら改良後は90点というところで
やっと喉のつかえがとれた感じである。

***************SANSYNOKIMAMORI**************
お守りのような三種の木守10・掬び
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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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