杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

三種の木守3・木守随想
木守
「木守」と書いて「きまもり」と読む。

「掌に納まる、お守りのようなもの」を
西日本工業大のN教授から依頼されて
先ずは製作概念を名にしてみたものである。
007_20170213162111dc2.jpg
元来、木守とは晩秋の柿の梢に唯一つ残された実のことで
行く末の豊穣を祈って山の神に捧げられたもので
ある。
千利休が陶工、楽長次郎に幾つかの茶碗を造らせ
それより七個選び抜き、六人の門弟達にそれぞれ望みの物を取らせ
残る一碗が雅趣捨て難く、利休はこれを手に取り「木守」と銘したと云う。
まさしく枯淡を愛でる千利休の侘びの心を偲ばせる。

柿の実の獲り残されたかに見える最後の一個も
利休の門弟たちに選ばれなかった残りの一個も
木守のために選ばれた一個であると考えれば面白い。

***************SANSYNOKIMAMORI**************
お守りのような三種の木守4・たまのこの続き
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 木工へ
にほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

・morinofune・

カテゴリ
最新記事
リンク
来場者数