杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

杜の舟と屋船久久能智神
杜の舟は未だかつて認識が薄いらしく
杜の船とか森の舟森の船などさまざまに表記されている。
また、杜の舟の名の由来など聞かれることが度々あるので
古い頁から引っ張り出して改めて掲載してみた。
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正解の読み方はもりのふね、アルファベットでは小文字で
・morinofune・両サイドのドットは両笑窪を表している。
漢字では神の宿ると動力を持たない小さなの間をで繋ぐ。
自分自身の漕ぐ力と自然や神様や皆さんの力を帆に受けて
ゆっくり進んでいるのだと感じている。
:::
本来、この名の由来は厚かましくも木の神様
屋舟久久能智神(やふねくくのちのかみ)から拝借した
かくも有り難い名前である。
イザナギ・イザナミは、最初に産まれた子が
三歳になっても 足も立たず這うてばかり、
これを蛭子(ひるこ)と呼び嘆き、
天磐樟舟(あめのいわくすふね)に乗せ、海に流し捨てられた。
:::
これを無事、今の兵庫県、西宮の浦に導いたのは
樟舟に宿る久久能智神であった。
ひるこは日る子の意で、女性太陽神天照大神に対し
男性太陽神の存在をも伝えられる。
:::
中世以降、蛭子命(ひるこのみこと)を
七福神の恵比寿として
海上、漁業の神、商売繁盛を願い信仰されるようになった。
屋舟久久能智神は、裏方で目立たない所が
どうも私の仕事に似ているから嬉しい。
この神は大地に生える樹そのものより用材の神として窺える。
つまり屋は住であり、舟は食をもたらすものであり、
また移動手段でもあろう。
物事を深く理解し物事をなし得、邦を護る力の
主軸ともなった、神のひとりではなかろうかと
神話の世界に心を遊ばせて見た。
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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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