杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

風の山茶花
今までにない強い風の群が
ドオオオッと音をなして吹き抜け
山茶花の花弁をてんでに千切っては
吹き抜いてゆく。
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見知らぬ人は、フェルトのシャッポを
風に取られないように庇を摘みながら振りかえる。
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『ああ本当の風花、
いいですなあ。』
「ちっとも良くはありません。」
せっかく咲いている山茶花にも気の毒だし
寒くてたまらないし、もう工房に戻りたいものだ。
『いい。ってのは善し悪しじゃあ、ありません。
時間がありませんから、またの機会にお話ししましょう。』
と、言葉を残して吹雪の中に姿を消してしまった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆IDESUNAKENDIMONOGATARI☆☆☆☆☆☆☆☆☆
虎落笛出土研智物語4・盛土問題

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風花【かざはな】
広辞苑より引用
晴天にちらつく雪。風上(かざかみ)の降雪地から
風に送られてまばらに飛来する雪。

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「雪だ、嵐だ
吹雪だぞお。」こんな日には
お客様もお出でになれないだろう
そう思っていたけれど
午後からはカラリと晴れて
展示会のような忙しさ・・・

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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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