杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

椿花控帖119・乙女山茶花
吐く息も白くなる、今日この頃の散策
秋枯れの中に色を添える山茶花に
真砂の朝日が、一筋降りかかろうものなら
凍えていた心は、ほっと優しくやさしくほぐれ
ぢわり静かに温まってくるのである。
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7年前の古い頁から引用してみた。

乙女への祈り
十月末頃から庭先に山茶花が咲き始め盛りを迎えている。
乙女山茶花も今年は沢山花をつけて寒々とした
晩秋の庭を明るくしてくれる。
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何ゆえか乙女の名を持つ花は多い、それも大抵ピンクの花で
他に早乙女や乙姫にも その色が多く見受けられる。
 古来より豊穣の果実とされた桃果を乙女への想いと
重ねたのであろうか。
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さすれば乙女の色名はピンクと呼ぶより桃色と称する方が
淡彩の和菓子のように愛しげで、私の胃の腑にすとんと
落ちて収まりが良いようだ。
 四季折々庭に咲く、乙女山茶花、乙女椿、乙女桜
乙女百合など清楚な花たちを見ては、古人の願いと
その想いにこころ馳せてみる。

❁Chinkahikaetyoh
①炉開き椿花控帖
120・ヌチオズパール
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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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