杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

原色虫酸鑑81・薄足袋蛾
ヤママユガの仲間で10月から11月にかけての晩秋に
明かりに魅かれて飛来することがあり、玄関の明かりを求めて
昨夜やってきたまま、今日も一日中そこに留まっていた。
黄褐色~橙褐色で翅には波型の帯があり4枚の翅それぞれに
1つずつ半透明の紋を持つ大型の蛾である。
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北海道・本州・四国・九州に分布し開翅張100㎜
文献には75㎜~110㎜で、雄は一回り小さく
90㎜程とあるから、この個体は多分、雌であろう。
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これは毒蛾ではないのでそっと手にとって紅葉した
モミジの上に乗せ移してみたら半透明の紋から
紅葉のいろが透けて見える。
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薄足袋蛾【うすたびが】

 ウスタビガは「薄手火蛾」とも書き「手火」とは提灯のことで
繭の形がぶら下げられた提灯や、足袋の形に似ていることから
この名で呼ばれるようになったようである。

実際、数年前に繭を見つけた時には淡い黄緑の
薄絹で出来た足袋のようだと思ったのを覚えていて
このページには「薄足袋蛾」で表記した。
幼虫は、クリ、クヌギ、コナラ、エノキ、サクラ、カエデなど
庭の樹木の葉を食い荒らす害虫であるが
この繭の造詣の美しさが見られるのなら我慢もできる。
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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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