杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

命長冬日
イノチナガフユビは命長冬日とでも宛てるのであろうか
古くは長寿の贈り物として喜ばれたのだと云う。

今朝方は陽は上がれど、冬日の如く10℃を割り
千切りたてのムベの冷たさが心身に染入りながらも
ほんのりの甘さに命長らえる気もする。

他にも郁子などがあるが艸かんむりに奥という
意味不明の文字、をあててもいる。

ムベ、ウベ、常盤アケビ、グベ、石アケブ、カタイシ、イノチナガ
フユビ、コッコ
など地方により数多くの呼び名があるところから
古くから食用、薬用として広く親しまれてきたことが窺える。
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月の広場の西側傾斜地に立つ楠木に絡むムベは頬を染め
野鳥たちに妬かれて突かれているから無傷のものだけ戴くことにした。
楠木の高さは8mくらいはあるが傾斜地にあるのと楠木は枝数も多く
丈夫で折れにくいのもあり、あまり木登りに不安感は無い。
心配した体力と運動能力をよそに、今回の
収量27個。
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ちょうど顔を出されたMさんにも杜の取り分として7個ばかりお裾分け。
図鑑を見ると鶏卵よりやや大きいと書かれていることが多いが
今回収獲した物で、長径11㎝×短径6.5㎝の大物もあった。

ムベの葉は、幼木では3枚、その後5枚、実る頃には7枚になることから
子の成長になぞらえ「七五三の縁起木」とも云われている。

うむ、宜成哉むべなるかな。
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これは5年前の記事であるが、いま読み返しても
バカバカしいほど暇そうなので改めて掲載してみた。
宜成哉【むべなるかな】
『成るほど尤もである』と言うような意味
ムベをもっと深く検証をしてみる。
本当に労多けれど益の少ない果実なのかを調べてみた。
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先ず大きめの完熟したムベを2個計ってみた。
A・152gとB・145g
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次に中身を取り去った外皮を計る。
A・60gとB・79g
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それぞれ20分ほどかけて果肉を食べ終え
種だけを洗って計ってみる。
A・18gとB・17g
:::::::::::::::::::::::::
A  152-60-18=74・・・48.68%
B  145ー79-17=49・・・33.79%
つまり3割強から4割強は果肉と言う事になるから
まんざら徒労感だけではなさそうである。
味を例えて言うならば和三盆糖のような甘味が拡がり
種から果肉を仕分けている間中その味が持続する。
種の数について前回、推量で200個前後と述べたが
Aが177個、Bは134個であったから
当てずっぽうでも無かった様だ。
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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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