杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

白彼岸花が
窓を開けると清しい冷気が流れ込み
啼く鳥や虫の声さえも変わってきた。

今朝の最低気温は19℃
「秋だな・・・。」
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野の花たちも気温には敏感で
白の彼岸花が一気に顔を出し始めた。
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もう、お彼岸すぐである。
早朝の散策コースでもある彼岸峠にも
ずいぶん蕾が上がっていたから
今日あたりは開花しているだろうと楽しみにしていたら
なんと。峠の街道沿いの蕾は尽く薙ぎ払われていた。
これまでも蕨、ぜんまい、姥百合、笹百合、蝮草など
にょきりと立ち上がるものは全て薙ぎ払われてきた。
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疑いたくはないが時折散策中にすれ違う人で
必ず細い竹の枝を持っていた60過ぎの男性が思い浮かんだ。

この度はわざわざ藪を踏み入ってまでのこういは目に余るので
急遽「花を荒らさないでください」の看板を立てて
無残に散乱した蕾たちの中から痛んでないものだけ
持ち帰って花瓶に挿すことにした。

「奇麗な花だ」。と手折って持ち帰る花盗人なら分らぬでもないが

美しいものや弱きものを嫌悪するのか、我が身の優位性か
無益な花荒らしの心情が解らない。

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一日の始まりに嫌なものを見聞きするのは辛いが
風の丘の花たちに囲まれ、ほっと心がなごむ。

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0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

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