杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

空からの贈り物・浮遊感
空からの贈り物・33
「月曜日だから、しっかり仕事ができるぞ。」と思っていたら
早朝に営業日の問い合わせがあり、今日が祭日であることを知り
気分を切り替えるために、蝉しぐれの中を散策する。
彼岸峠を登りきって真新しく夏草を刈ったばかりのところで
ふわりと、ひとひらの烏の羽を見つけた。
004_2016071809381742c.jpg
 
嘴太烏右翼次列風切羽
【はしぶとがらすうよくじれつかざきりばね】

全長233㎜ 幅55㎜
初列内側から2~3枚目の羽根かとも推測してみたが
長さから考えれば次列風切羽とする方が正しいだろう。

羽の数え方は面白い。初列風切は内側を起点に
枚数を数え、次列風切は外側から順に数えるようだ。
この辺りは嘴太烏のテリトリー争いが激しいらしく
何度も羽を見つけているが、なかなか写真うつりの良い
羽が無いので、そのままお蔵入りになっている。
これは見事に奇麗だったので羽軸を左手で軽く持って
羽ばたくように風を切ってみたが、くるくると回るだけで
指先に風を感じられないから、羽根の位置と同じに
右に持ち替え、目をつぶって羽ばたいてみたら
風を切る様が五感に伝わり、軽い浮遊感さえかんじる。

人眼の気にならぬ人は、お試しあれ。
**************************
空からの贈り物・Ⅰ空からの贈り物空からの贈り物・34

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 木工へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

プロフィール写真
0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

カテゴリ
最新記事
リンク
来場者数