杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

南酷の雨宿・夢十夜
南酷の雨宿
第一章・夢十夜

宮崎県の都城市に隣接する北諸県郡三股町で
毎年、この時期に開催されている工芸展
「つくりびとのカタチ」と銘打つ、みまたモノづくりフェアも
今年で四回目である。
「3回までは応援がてら参加させていただきましょう。」などと
ちょっと上から目線で出展するうちに段々面白くなって
第四回目の今回も参加させていただくことになった。
行けば少しは稼いで来ようと欲が出るものだから
同行の染色家花こみち女史をヤキモキ待たせながらも
出発当日の朝まで製作を続けて、ほぼ寝ないままの
土砂降りの雨の中を出発することになった。
009_20160620173508d88.jpg
運転中、話しの接ぎ穂が切れて退屈しないように
往年のハイファイセットの透明な歌声でも聴きながらの
ドライブも良いだろうとCDを選んできた積もりだったが
010_2016062017351922b.jpg
中身をうっかり入れ間違えて・・・CDケースの中には
暗~い、中島みゆきのCDがちゃっかり納まっていた。
これで半分は目が覚めてしまったが後の半気分は
やっぱり引き込まれるように寝むい。

006_20160620163711b70.jpg
『眠気覚ましに良いらしい。』と
Tさんから差し入れして戴いたラムネ菓子を
お守り代わりにして何とか乗り切り、その日のうちに
会場の飾り付けを、おおかた終えることが出来て
この四年定宿になった南酷の雨宿へ。
身体も神経もくたくたではあったが、エネルギー補給に
宿に隣接する焼き肉店でジョートーの肉と生ビールを煽る。
後は神経を休めるために軽い読み物で読みながらの
夢誘いにと思い、初日のための本を選んでおいた。

007_20160620164825e4c.jpg
まんがで読破、夏目漱石の「夢十夜」であるが
失敗である。
漫画だから軽いだろうと思ったが中身は原作に沿って
シュールな内容のままであるから悪い夢を見た
一晩中、疲弊した心の中にも雨が降る・・・

☂☂☂☂☂☂☂☂☂☂NANGOKUNOAMAYADO☂☂☂☂☂☂☂☂☂☂
第一章・夢十夜◀南酷の雨宿第二章・カルキ退散
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 木工へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

プロフィール写真
0000morinof00000000000 福岡県筑豊の小高い丘の上に棲息工房「杜の舟」を生業としながら小説・児童文学などを執筆

カテゴリ
最新記事
リンク
来場者数