杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

山林坊
深い山中に独り
坊主の住まえりて
修行の身なれど
遣ること全て思うに任せず

袂を濡らす日々なり
その名を山林坊と云う

ではなくて
本日の三隣亡なお話し。
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Barちゃん大惨事で、衣装の総とっかえ中
手の甲にガリリと爪を立てられ血の滲む思い。
こんなことは茶飯事だから「ちっ、またやられたよ。」と
舌打ちで終わりたいところだが、弾みで落ちた眼鏡を
掛け直していたら鼻当てがポロリ。

「ああ、一難去ってまた一難。」
二度あることは三度あると云うから
まだ、何ぞ災いが降りかからねばいいが。
もともと豊富に持ち合わせた根暗い性格から
底なしに不幸を手繰り寄せる癖がある。
仕事をしていても、お客さんの応対中も
駄犬の散歩中や夕食中でさえ
「まだ来ない、まだ来ないぞ。」と
まるで災いの来るのを待ちわびるかのように
そのことだけを考えている。

久々に旨い味醂干しに出逢って
「旨いうまい。」と喰っていたら
魚の骨が喉の奥深くに刺さる。

飯を何度も丸呑みし、明日喰う予定のパンも
千切っては放り込み毟っては呑み下し
腹は
蛙の如く破るるばかりに膨れしが
一向に抜ける気配などなけれど

「ああ、この程度の災難で済んだのか。」
たかだか魚の骨が刺さった程度の災難に
ほっと胸を撫で下ろす杜の舟であった・・・

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六花の夢
ひらりほろりと
風花の舞う日
北の国から六花の夢が届き
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ほ。

と、心あたたまる


バレンタインデーだね。

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フルンダア
昼間には随分雪も融けていて
もう大丈夫だと思ったのだけれど
やっぱり今夜も降るんだあ。
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例年な積雪を見られるのは稀なのに
この数週間、降ってばかり。
明日も工房に閉じ籠って
シゴトするしかないね・・・

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願わくば陽だまりの中に
「嗚呼、願わくば陽だまりの中に倒れ込みたいものだ。」
正月一等の書き出しには相応しくなかろうが
元来、杜の舟の生き方なんて
水面下で、もがいても、もがいても
此岸には戻れず、彼岸へ引き寄せられるように
流れゆく
トゥオネラの白鳥のようなものである。
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大晦日の夜「今年も無事に乗り切れる。」と思う矢先
母がベットから落ちた弾みで、手の甲を切ってしまった。
「寄りによって、晦日の夜にだよ・・・。」
年越しの蕎麦も、お酒も棚上げにして病院へ
幸い4針縫う程度のことで済んだけれど
今朝も一番にまた病院である。
まだ注連縄も掛け直していないし
日捲りカレンダーは12月31日のままで
展示会の準備だって全く出来ていないのに
これぢゃあ、年が明けたのに年が越せていないよ・・・
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「嗚呼、願わくば陽だまりの中に身を投げて・・・。」


それでも毎年恒例の四社参りは
厄落としも含めて廻ることができた。
皆々様への新年のご挨拶は
ドタバタ悲喜劇の後に、ゆっくりと・・・

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タイムリミット
崖っぷちに立たされている思いで昨夜、電話を入れた。
『あまり催促してもと思いましてね・・・』
いかにも何時ものことだからと言わんばかりに
穏やかな笑みを浮かべて青雲印刷のT氏は応える。
『既にタイムリミットは来ていますが、19日迄に
原稿が上がらなければ年内の印刷は無理でしょうね。』
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昨夜もついつい3時頃まで作業をしていたものだから
全身凝り懲りになって、朝っぱらからマッサージ機のお世話に
成り乍ら、うつらうつら~
「あああ、誰かに背中を押されている。」
年の瀬になると、いつもこんな
夢うつつな世界に彷徨う杜の舟であった・・・

ATTENTION
崖っぷちに立たされて居るのですから
どなた様も背中を御押しに成りませぬように

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