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杜の舟型録帳/木工芸・童話・小説

青二才
葡萄の赤ちゃんも、だんだん成長して
好い青年になって来た
けれども
まだまだ青二才
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話しは横滑りしてしまうが
この「才(さい)」は
尺貫法船の積み荷や
石材などの体積を量る
単位である。
1尺×1尺×1尺で約0.0278㎥
「才」の10倍が「石(こく)」で
1石は兵員ひとりが1年に食べる米の量とされて
軍事動員力を示す石高制の基礎単位で
「才」の重量換算では約8kgを表すから
80kgで米俵2俵分程であろうか。
また貴重木材などの材積などの換算に使用され
貯木場では1980年代のころまで
「石」単価で取引されていた記憶がある。

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三等歌・其の二十七
三等歌・其の二十七
ぎぼうしゅ
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梅雨狭間 擬宝珠星の 笑み零れ
【つゆはざま いぼうしゅぼしの えみこぼれ】

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擬宝珠【ぎぼうしゅ】

擬宝珠(ぎぼうしゅ)が鈍って
ギボウシ、ギボシ
などと呼ばれるが
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儀星なる漢字があてられていたこともあり
なるほど花の形を星に見立てたのかと
当たらずとも遠からぬ名に笑みがこぼれる。
・・・・・・評薄の俳人 三等歌・・・・・・
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クチナシ
梔子【くちなし】
梔子をクチナシだと言われれば
確かにそうだったと認識は出来るのだけれど
いざ書いてみろと押されても全く思い浮かばない。
そもそも梔子の「梔」自体、それ以外に
用いられることがないのである。
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木偏の文字は随分多く「木」と「巵」に分けてみると
巵は「シ・さかずき」とあり「卮」も同義語である。
サカズキは一般に「盃」と表記され
黒田節の皿のような形の大杯をイメージするが
それを花の形に見立てるは無理がある。
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職業柄か木偏の文字には特に興味をそそり
気になって仕方がないので「巵・卮」を調べてみた。
なるほど、日本の盃とは違い、細長い筒状で
四升ほど入る大型の器で取っ手のついたものらしい。
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それでも、その形状を何に写し見るかは判然とせず
しばし深堀りを進めていくうちに
小口双耳尖底瓶【こぐちそうじせんていびん】に辿り着く
なるほど、クチナシの実によく似た形状をしている。

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「腑に落ちる。」とは誠にこのことであろう
すとんと胸のつかえが下りたような気分で仕事ができる。

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門下生11・ハードる。
6月に杜の舟の二階ギャラリー風の丘で
蒼林窯主催で「風の丘マルシェ」があるから
それまでに印鑑以外の作品も手掛けたい。
そんな
彫丸堂の新しい悩みのなかで
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前回ウオルナット材で千鳥など彫っては見たが
彫師の仕事とは勝手が違い、なかなか数が上がらない。

昨日、雑談の中で封蠟の話しが出たので
早速封蠟風ペンダントの木地を堅木である
ローズウッドなどの印鑑材で製作してみた。

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このほうが彫師の技量を発揮できるかもしれない
・・・とまた、ハードルを上げてみる。
✿✿✿✿✿✿✿MONKASEI✿✿✿✿✿✿
未だ門外門下生▶門下生・12へ続く
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門下生10・たまご
門下生・10
たまご

週末は杜の舟の展示室の隅に陣取って
黙々と印刀を振るっているが
印鑑彫りなんて作業は実に静かなもので
そこに彫丸堂が居ることさえ忘れてしまう程である。
軒先を借りているから遠慮をしているのだというのでもなく

その気配の無さは彼の元来の性格から来ていて
『座敷童のようなもので・・・。』と静かに笑っている。
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そんな「彫師のたまご」も随分お客様に鍛えられ
及第点が取れるようになってきた。
「へえ、随分凝った彫が出来るようになったな。」
『八幡西区のMさんから「
猫好き」「たまごちゃん」の
ニックネーム
など幾つかのキーワードを頂き
試みに2本彫って、思い切り遊ばせてもらいました。』
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Mさん『どちらも良い。他のお客さんの印鑑と比べても
これが一番いいよ。』有難いことに2本ともご購入。
かくして客様に育てられていくのである。
門下生として3年の
彫丸堂、これからは師匠の駄彫堂を
超えることより「今日の自分を超える。」を目標にする
時期になったのかもしれないね。
✿✿✿✿✿✿✿MONKASEI✿✿✿✿✿✿
未だ門外門下生▶門下生・11へ続く
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